ThinkAgile MX ソリューション
Azure Local をさらに使いやすく
Datasheet

ハイパーコンバージド・インフラストラクチャー(HCI)は、従来型 IT と最先端 IT 環境の運用を簡素化して最新化する上で鍵となります。リソース管理の効率化、拡張性の強化、全体的な効率性を改善します。汎用ワークロード向けの大規模ストレージの大部分は、急速に HCI ベースのソリューションに置き換わっています。HCI は、データセンターにおいて、より優れた効率性と価格パフォーマンスを実現することが証明されています。さらに、金融、医療、教育、小売、その他多くのお客様が、特定のワークロードをクラウドに移行し、その他のワークロードをオンプレミスに維持するハイブリッド型アプローチを選択されています。
Azure Local HCI は、オンプレミスでワークロードを実行し、バックアップ、サイト復旧、ストレージ、クラウドベースの管理、監視等のハイブリッド機能を容易に実現したいとお望みのお客様に最適な Microsoft の HCI ソリューションです。Microsoft の Azure サービスとして提供される HCI ホストOSで、セキュリティ、パフォーマンス、パフォーマンスの最新アップデートを提供します。Azure Local は、Microsoft Windows Server Software Defined(WSSD)プログラムがもとに構築されているだけでなく、Storage Spaces Direct ソリューション(S2D)の認定パスを提供できます。
Lenovo ThinkAgile MX ソリューションは、ハイブリッド・マルチクラウド環境からデータセンター、エッジまで、Azure Arc 対応インフラストラクチャーを柔軟に拡張し、アプリケーションやサービスの構築・運用をサポートできるように作られた共同検証済みの統合型ソリューションです。お客さまは、迅速かつ容易に
Lenovo ThinkAgile MX ソリューション(Premier Solutions、統合システム、および認定ノード) には、ホストOSに含まれる Storage Spaces Direct テクノロジーが統合されており、業界最先端のレノボサーバーと共に HCI のビルディング・ブロックを提供します。
ThinkAgile MX ソリューションは、認定済みのハードウェア・コンポーネントが使用されておりまた Windows Admin Center とソリューション ビルダー拡張機能 (SBE) に導入/更新機能が組み込まれています。このような利点を活用することにより、ソリューションを簡単にすばやく展開できます。
レノボは、今日のIT業界で求められる高い要件を満たし、お客様が必要とするソリューションを素早く、簡単に展開できるよう設計、試験、検証を行っています。これにより、お客様は堅牢で高性能のHCIソリューションを素早く導入し、IT の課題を迅速に解決することができます。
Lenovo ThinkAgile MX650 V4とThinkAgile MX630 V4は2ソケット・システムで、Intel® Xeon® 6プロセッサー(旧コード名「Granite Rapids」)を搭載したレノボのエンタープライズ・プラットフォーム上に、マイクロソフトが提供する高可用性、高拡張性のハイパーコンバージド・インフラストラクチャー(HCI)とソフトウェア定義ストレージ(SDS)を展開するために設計されており、Microsoft Azureローカル・ソリューション向けに認定された、完全に検証、統合されたレノボのハードウェアとファームウェアを提供します。
ThinkAgile MX650 V3システムとThinkAgile MX630 V3システムは、エンタープライズクラスの信頼性、管理、セキュリティーを特徴とし、Microsoft の Azure Local 認定済みの完全に検証および統合されたソリューションを提供します。これらのシステムは GPU サポートも備えており、AI トレーニング、推論、データ視覚化のシナリオ、HPC ワークロード、仮想デスクトップ、グラフィックス集中型アプリケーションの実現に最適です。
Lenovo ThinkAgile MX450 エッジ統合システムは、Microsoftの高可用性 HCI を専用のエッジサーバーとして導入するように設計されています。このインテルベースのシステムは、小型コンピュート・フットプリントと厳しい環境での運用を必要とするIoT、スマート監視システム、AIの推論のようなデータが生成される場所に近い所で、コンピュート能力、データ・ストレージ、ネットワークなど様々なタイプのエッジおよび ROBO ワークロード向けに最適化されています。
Lenovo ThinkAgile MX455 V3 Edge Premier Solutionは、すぐに使えるAMDベースのターンキー・ソリューションで、リモート・オフィス/ブランチ・オフィス(ROBO)およびエッジでの使用に特化しています。GPU にアクセスできるこのソリューションは、AI トレーニング、推論、データ可視化、HPC ワークロード、グラフィック集中型アプリケーションに GPU パーティショニングを利用する Azure 仮想デスクトップ環境に最適です。
ThinkAgile MX 統合システムには Azure Local が標準搭載されており、無制限の仮想マシン用のゲストOSが必要な場合は、オプションとして Windows Server 2022 Datacenter を含めることができます。ThinkAgile MX 認定ノードには、Azure Local HCI ソフトウェアまたは Windows Server 2022 Datacenter を必要に応じてオプションとして含めることができます。Azure Local OSには以下が含まれます。
レノボとレノボのパートナーは、お客様のインフラストラクチャーのライフ・サイクル全体をサポートする総合的なプロフェッショナル・サービスのポートフォリオをご提供できます。計画から導入、サポート、最適化、運用終了まで、あらゆる段階で、迅速にお客様のビジネス目的を達成できるようサポートします。
エンジニアリング企業との共同設置や相互技術協力の経験を持つ Microsoft とレノボは、両社の製品を組み合わせたデータセンターの革新的ソリューションを継続的に提供しています。信頼性、顧客満足度、パフォーマンスにおけるレノボのリーダーシップと、ソフトウェアおよびクラウド・サービスにおける Microsoft のリーダーシップとの融合により、両社は共にお客様に対して、革新的なデータセンター・ソリューションと TCO 削減を提供し続けています。
Microsoft Azure Local ソリューション向けの柔軟な構成要素
モデル | ThinkAgile MX650 V4 | ThinkAgile MX630 V4 |
フォーム・ファクター | 2U | 1U |
セグメント | ハイパーコンバージド・インフラストラクチャー – Microsoft Azure Local のソリューション | |
プロセッサー | 最大2基のインテル® Xeon® 6 プロセッサー | |
メモリー | 最大8TB(256GB RDIMMS×32を使用) | |
GPU | 最大10基のシングル幅GPU、または2基のダブル幅GPU | 最大3倍のシングル幅GPU |
ネットワーク |
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ドライブ・ベイ |
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フロント・ベイの選択肢:
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ストレージ・オプション - 容量階層 | 構成に応じて:
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構成に応じて:
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キャッシュ階層 | 構成に応じて:
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構成に応じて:
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電源 | ホットスワップ対応冗長AC電源800W/1300W/2000W×最大2 | ホットスワップ対応冗長AC電源750W/1100W/1800W/2400W/2600W×最大2 |
システム管理 | Azure Arc および Windows Admin Center からの管理Lenovo XClarity との統合により、IT 管理者はクラスタ管理、ハードウェアとソフトウェアのアップデート管理、サイト全体のポリシーの適用を簡単に行うことができます。SBE Standard(Solution Builder Extension)を使用することで、ベストレシピが実現します。 | Azure Arc および Windows Admin Center からの管理Lenovo XClarity との統合により、IT 管理者はクラスタ管理、ハードウェアとソフトウェアのアップデート管理、サイト全体のポリシーの適用を簡単に行うことができます。SBE Standard(Solution Builder Extension)を使用することで、ベストレシピが実現します。 |
ソフトウェア | Azure ローカルl OSがプレロード済み | |
保証とサポート | 3年、4年、または5年間のソフトウェア・サポートおよびサブスクリプション(選択された保証期間とLenovo Premier Supportの期間が一致します。. |
モデル | ThinkAgile MX650 V3 Premier Solution – SR650 V3 | ThinkAgile MX650 V3(統合システムおよび認定ノード)– SR650 V3 | ThinkAgile MX630 V3 (統合システムおよび認定ノード)– SR630 V3 |
フォーム・ファクター | 2U | 2U | 1U |
セグメント | ハイパーコンバージド・インフラストラクチャー – Microsoft Azure Local のソリューション | ||
プロセッサー | 1基または2基の第5世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー(Emerald Rapids)または第4世代(Sapphire Rapids) | ||
メモリ | 最大8TB(32個のスロット)16GB-256GB DIMMS使用時 | ||
GPU | 3基のDW GPU(それぞれ最大300W)、8基のSW GPU(それぞれ最大75W)、6基のSW GPU(それぞれ最大150W) | ||
ネットワーク | 10 / 25GbE アダプター(RoCE または iWARP)、100GbE(RoCE)RDMA ネットワークアダプター | 管理、コンピュート、ストレージ用 10/25GbE アダプター(RoCE または iWARP)、100GbE(RoCE)RDMA ネットワークアダプター 1/10GbE(管理用およびコンピュート用) |
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ドライブ・ベイ | 16台の3.5型、28台の2.5型 | 4台の3.5型、12台の2.5型 | |
ストレージ・オプション - 容量階層 | 構成により異なります。 4~28個のSSD:480GB〜7.68TB 4~24台のNVMe750GB~7.68TB |
構成により異なります。 4〜14個のHDD:1TB〜14TB 4~28個のSSD:480GB〜7.68TB 4~24台のNVMe750GB~7.68TB |
構成により異なります。 4〜10個のHDD:600GB〜14TB 4~12個のSSD:480GB〜7.68TB 4~12台のNVMe:750GB〜7.68TB 4~16台のE1.S NVMe:4 TB |
キャッシュ階層 | 構成により異なります。 2〜6個のSSD:800GB〜6.4TB 2〜8台のホットプラグ可能なNVMe:750GB〜6.4TB |
構成により異なります。 2〜4個のSSD:800GB〜6.4TB 2〜4台のホットプラグ可能なNVMe:750GB〜6.4TB |
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電源装置 | サーバーごとに二基の冗長電源を搭載 750W/1100W/1800W/2400W/2600W |
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システム管理 | Azure Arc および Windows Admin Center からの管理Lenovo XClarity との統合により、IT 管理者はクラスタ管理、ハードウェアとソフトウェアのアップデート管理、サイト全体のポリシーの適用を簡単に行うことができます。SBE Premier(Solution Builder Extension for Premier Solution)を使用すると、ワンクリックの更新で最適なレシピを取得できます。 | オプションで、Lenovo XClarityによるハードウェア管理と、Azure ArcおよびMicrosoft Windows Admin Centerによるリソース管理が可能です。 | |
ソフトウェア | Azure Local MX Premier(Premier Solutionsにインストール済み) | Azure Local 23H2 OS(統合システムにインストール済み) Windows Server 2022 Datacenter(オプション) |
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保証とサポート | 購入されるすべての ThinkAgile MX Premier Solutions および統合システムにレノボ プレミアサポートが付属します。お客様のニーズに応じて、3~5年間のサポートが受けられます。 |
モデル | ThinkAgile MX ソリューション(アプライアンスおよび認定ノード)– SR650 V2 | ThinkAgile MX ソリューション(アプライアンスおよび認定ノード)– SR630 V2 |
フォーム・ファクター | 2U | 1U |
セグメント | ハイパーコンバージド・インフラストラクチャ – Microsoft Azure Local ソリューション | |
プロセッサー | 2x 第3世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー、8-40コア | |
メモリ | 16GB〜128GB DIMMを使用して、32xスロットで最大4TB | |
ネットワーク | 10 / 25GbE アダプター(RoCE または iWARP)、100GbE(RoCE)RDMA ネットワークアダプター | |
ドライブ・ベイ | 16 x 3.5 インチ 、28 x 2.5 インチ | 4 x 3.5 インチ、12 x 2.5 インチ |
ストレージ・オプション - 容量階層 | コンフィギュレーションにより異なります。 4〜14 x HDD:1TB〜14TB 4~28 x SSD:480GB〜7.68TB 4-24x NVMe:750GB~7.68TB |
コンフィギュレーションにより異なります。 HDD 4~10 台:600GB〜14TB 4〜12 x SSD:480GB〜7.68TB 4-12x NVMe:750GB〜7.68TB 4-16x E1.S NVMe:4 TB |
キャッシュ階層 | コンフィギュレーションにより異なります。 2〜6 x SSD:800GB〜6.4TB 2〜8 x ホットプラグ可能なNVMe:750GB〜6.4TB |
コンフィギュレーションにより異なります。 |
電源装置 | サーバーごとに2重のリダンダント電源を搭載。 750W/1100W/1800W/2400W/2600W |
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システム管理 | オプション:Lenovo XClarity によるハードウェア管理、Microsoft Windows 管理センターによるリソース管理 | |
ライセンス・オプション | Azure Localソフトウェア(アプライアンスに同梱)、Windows Server 2019 Datacenter(オプション) | |
保証とサポート | レノボ・プレミア・サポートは、ThinkAgile MX統合システムをご購入いただいたすべてのお客様に提供されます。お客様のニーズに応じて、3~5年間のサポートが受けられます。 |
Lenovo (香港証券取引所:992)(ADR:LNVGY)は、売上高620億米ドルの世界的なテクノロジー企業であり、フォーチュン・グローバル500の第171位にランクされ、世界中で77,000人を雇用し、180の市場で毎日数百万人の顧客にサービスを提供しています。すべての人によりスマートなテクノロジーを提供するという意欲的なビジョンを持つ Lenovo は、インフラ、モバイル、ソリューションおよびサービスの新成長分野に拡張を続けています。この転換により、すべての場所のすべての人のための、より包括的で信頼性のおける、持続可能なデジタル社会が構築されています。
ThinkAgile MX 認定ノードの詳細については、Lenovo の担当者またはビジネス・パートナーにお問い合わせいただくか、 lenovo.com/thinkagile をご覧ください。仕様の詳細については、 ThinkAgile MX 製品ガイド をご覧ください。
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Document number DS0058, published May 16, 2025.最新版は lenovopress.lenovo.com/ds0058 をご覧ください。